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【特集記事】練習の様子その1

【特集記事】練習の様子その1


こんにちは、学習院輔仁会音楽部管弦楽団です。 今月末に予定されている特別演奏会 2020に向け、現在の練習の様子をご紹介していきます!

管弦楽団は10月より集合しての練習を再開しました! 日々変わりゆく状況の中で、幾度も話し合いを行い、活動の形を皆で考え準備してきました。無事活動を再開することが出来たことをとても嬉しく思っています。今回指揮者としてご指導・ご出演いただく金山隆夫先生をはじめ、ご協力いただいた関係者の皆さまには心から感謝しています。


私たちはこれまで非常に恵まれた環境で練習を行っていました。大学には楽器保管庫はもちろんパート練習に適した教室から全奏練習に使用可能なホールまで揃っており、ほぼすべての練習を大学内で行っていました。そのため、大型楽器の担当団員には、楽器を持って電車に乗ったことがほとんどないメンバーもいたようです。

学習院大学・富士見ホールでの全奏練習(2019年6月29日)
学習院大学・富士見ホールでの全奏練習(2019年6月29日)


現在は大学の感染症対策に伴う措置により学内での練習ができないため、練習は全て学外の施設を使用して行っています。特に全奏練習の会場を確保する作業は非常に難航しましたが、庶務委員長の活躍のおかげで、なんとか予定していた全ての練習を実施することができています。

毎回違う外部施設を使用することには大変な面もありますが、一方で皆で合宿をしているかのようなワクワク感もあります。3月以降予定されていた3回の合宿が中止となってしまったことがそう感じさせているのかもしれません。


全奏練習は10月の中旬に再開しました。実に7か月半ぶりとなります。久しぶりに会う友人や、初めて顔を合わせる1年生、皆で喜びを分かち合いました。オーケストラの中で仲間たちと音を重ね合わせていく作業には、何事にも代えがたい幸せと喜びがあります。長い時間の中で身体の奥底にしまわれていたその音を合わせていく感覚が蘇ってきた瞬間、筆者は思わず鳥肌が立ってしまいました。

初回の全奏練習の終了時、金山先生の「やっぱみんなでやった方が楽しいよね」との言葉には、全員が大きくうなずきました。活動自粛中、幾度も再開後の練習について想像してきましたが、実際には想像いたより遥かに楽しく、充実した時間を過ごすことができているように感じます。

今回はそんな全奏練習の様子のご紹介です!

東京オペラシティコンサートホール・大リハーサルルームにて(2020年11月8日)
東京オペラシティコンサートホール・大リハーサルルームにて(2020年11月8日)


11月1日および8日は東京オペラシティコンサートホールのリハーサル室を使用しました。感染症対策も徹底しつつ、金山先生のご指導の下、集中して練習を行いました!

奏者間の距離を測るメンバー
奏者間の距離を測るメンバー


11月15日は学生指揮者による全奏で、北区の滝野川会館大ホールを使用して行いました。メンバー同士意見を出し合いつつ、細部を調整していきました。

北区滝野川会館・大ホールにて(2020年11月15日)
北区滝野川会館・大ホールにて(2020年11月15日)


限られた時間の中ですが、一同工夫しながら精一杯練習しています。どうか応援のほどよろしくお願いいたします!

北区滝野川会館・大ホール遠景(2020年11月15日)



入部を検討してくれている学習院大学と学習院女子大学の新入生の皆さん向けに練習見学を受け付けています!詳しくはこちらのお知らせをご確認ください。会場や詳しいスケジュールなどの詳細は、お気軽にお問い合わせください!

楽事委員長・管弦楽団学生指揮者
クラリネット3年 森俊明


Me

1922年の創立以来、音楽部は学習院における文化活動の中心的存在としておよそ100年にわたり活動してまいりました。今日においては、2022年から始まる音楽部の新たな100年を見据え、さらなる飛躍を目指し日々の活動に精力的に取り組んでおります。